(21)他チームとの交流と練習試合の活用

近い地域のチームとは、交流を持ちたいもの。

バスケを続けるのであれば、同じ中学でチームメイトになることもあるし、顔やプレーをお互い知っておくとメリットはたくさんある。

ただ、隣のチームとプレイに関してレベル差が大きいと、なかなか交流してもらえないっていう現実もある。

もし、自分のチームの方が強くて、隣のチームが弱い場合、俺は時間の都合や先約がなければいつでも交流するべきやと思ってる。

問題は逆の場合。

ほぼ確実に断られる(笑)

この辺が、難しいんよね^^;

その年、こちらが強い場合は、交流してたのに、翌年、強さが逆転したとたん、向こうに拒絶されると、子供たちには知らせないので問題なくても、保護者が相手チームに対して反感を持ってしまう。

そうすると、なんだか気まずい空気が両チームに蔓延し、結局中学でも出身校で敵対心を持ってしまうなんて話も耳に入ることがあった。

そういうのって、結局子供たちのためにならないと思うんよね。。。


☆目的意識のない練習試合は不要

チームのレベル差が大きいとき、練習試合よりは、合同練習という形の方が良いと思う。

弱い相手に大差で勝つより、同レベルと接戦するほうが、得るものは大きいというのは真実やと思うから。

なので、チームの枠を外し、混成チームを作って試合をするのも一つの形やと思う。

他のチームの練習メニューを体験することも、時には刺激になるしね。

それに、前回の試合の反省を克服できていないうちに、次の試合をするのは出来れば避けたい。

練習試合は、常に目的があってこそ子供たちの成長に繋がる。

前の項目からの繰り返しになるが、日ごろの練習の成果の発表の場が試合なので、練習が中途半端な状態で試合をしても、同じ過ちを繰り返すだけで、その試合に意味はない。

前回上手く出来なかったことが出来るようになったと実感させることが、子供たちのやる気に繋がる。

ま、個々を見れば、その子なりに、どこかは成長しているところを見出すことは可能とは思う。

ただ、俺のこの3年間のコーチ経験で、試合ごとに気になったことをまとめ、個々やチームとしての課題を改善するための練習メニューを提案し続けたが、そのほとんどが何の相談もなく無視され続け、毎回同じことを書き続けるしかなかったという辛い思い出がある。

中には、3年間、同じことを言い続けた子供もいる。

ちゃんと上達させてあげられなくて、本当に申し訳なかった。

子供たちにハッキリとした課題があるにも関わらず、そこに目を向けず自分がやりたいメニューを繰り返す、または、口先だけで「教えたことやれ!」「何回も同じことを言わすな!」と言う(怒鳴る)だけで、それを克服するような練習メニューを組み込まない指導者にはなりたくない。


さて、自分も含んでいることもあるが、だいぶ他人への愚痴を吐いてしまっているので、ここで自分自身への苦手、下手なことも書き残しておきたい。

1つは、人見知りなこと。

何度も顔を合わす、向こうから声を掛けてもらえれば、それなりに話せるが、自分から初対面の人に話しかけるのが大の苦手の俺^^;

もちろん、子供に礼節を教える立場上、挨拶などは気をつけているつもりだが、世間話やバスケのこととかを他のチームの指導者とは、ほとんど話した記憶がない(笑)

それも、理由がないわけではない。

休日限定の指導者だったことも有り、休日に練習日が月に1回(それも試合などでよく潰れる)しかないので、普段、子供たちと話す機会がなく、チームの活動に参加する時ってのは、ほとんどが対外試合。なので、移動中や昼食時間、試合の合間を見つけては、子供たちと話すことを優先してきた。

というのを言い訳にして、他のチームの指導者とは、ほとんど話してこなかった。

自分が、チームの中心的指導者になった場合、これは、改善しないといけない。

いろんなチームの情報を得ることで自分のチームに生かすことも出来るし、練習試合をしたいときに、より多くのチームと交流があったほうが、有利だから。

子供と過ごす時間、他チームの指導者と交流する時間、どちらも大事なので、しっかり区分けして時間を作っていきたい。


もう1つ。

こっちの方が、もっと苦手というか下手。

帯同審判。。。

これも言い訳から入ってしまうと、バスケに関わっている時間が短いと、どうしても仕事脳からバスケ脳に変えるのに時間が掛かってしまう。

毎週1回くらいバスケの指導に関わっているとそうでもないが、1ヶ月とか間が空くと、上手く思考が廻らず先を読めない、瞬間的に笛が吹けない、ハンドサインがぎこちなくなる、などなど。

俺と同じような人でも、もっと上手く出来る人はいっぱい居ると思うので、これも他チームの指導者と話して、何らかのコツを見つけていきたいなと思う。

しかしそれ以上に厄介なことがある。

視力の低下で、アウトオブバウンズやハッキング(今はイリーガルユーズオブハンドっていうヤツ)などの判定がすごく難しいこと。

先読みの調子がいい時や眼精疲労が比較的少ない時は、よく見えるのだが、仕事で目を酷使している時期や、会場の照明が暗いと先読み出来ていても、結局最後のところで見えなくなってきている。

細かいルールももっと理解・記憶や、審判のポジション取りや視野の取り方なんかも、もっと勉強が必要やし、1試合走り続けれる体力も必要やけど、この視力の低下が、ホントに厄介。

眼鏡の矯正も2回ほどしたが、あまり効果は得られなかったし。

ホントにコレだけは困ってる。

一番嬉しいのは、他にも指導者が居てくれて、その人が審判を全部引き受けてくれるのが助かるけど、そういうわけにもいかないやろうしなぁ。。。

これは、帯同審判が必要なミニバスの場合、ずっと付きまとわれる欠点やなぁ。。。


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