(9)スペーシング

スペーシングというと、かなり高度なことをイメージするかもしれないが、ミニバスで教えたいことはごく単純。

  1. ゴール下は空けておく
  2. 広いスペースに走り込む
  3. 走りこんだときにパスが来なければ、止まらず逆サイドなどに流れていく
  4. ポストアップしたときでも、長くて3秒間パスが来なければ移動する

これだけ。

フリーオフェンスでも、セットオフェンスでもこの4つを常に考えておく。

ミニバスだけでなく、初心者の場合、ゴール前や、ボールに寄っていく習性があり、これを最初のうちに取り除いておかなければならない。

ノーマークならまだしも、バスケでは常に自分に対してディフェンスがついてくるということを覚えさせる。

それが理解できれば、ゴール下やボールの近くに人が寄っているとドリブル・パス・シュートのいずれもやりづらいことも理解できると思う。

実際に、固まっている時と広がっている時でどちらがボールを扱いやすいか経験させることも必要。

特にボール運びや速攻のとき、また体格的に不利な状況のときに、このことを知らなければ、得点チャンスの多くを失うことになる。

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