(7)チームオフェンスの目標の設定
バスケのシュート確率を考えれば、自然に答えは共通になる気がする。
よりゴールに近く、よりノーマークでシュートするのが最大の目標!
他にも、得点の仕方はいろいろあるが、より確実に、より簡単に得点をあげるためには、このイージーバスケットが最適なのは言うまでもない。一番わかりやすいのは速攻からの得点だろう。
ミニバスだけでなく、どんなカテゴリーの戦術も、これに勝るものはないと確信している。
しかし、イージーバスケットは、最終的に得点することは、その名の通り簡単だが、ディフェンスレベルが上がっていけばいくほど、そこに至ることは難しくなる。故に、カテゴリーが上がれば、1試合通してイージーバスケットできる機会がどんどん減っていく。だから、世には、いろんな戦術・戦法が生まれてきたはず。
なので、ナンバープレーなど、いろんな戦術・戦法を先に教えるのは本末転倒だと俺は思う。バスケットを難しく考えすぎてはいけない。ましてや、初めてバスケに接する子供に言っても本質は理解しえない。いろんな戦術・戦法も、結局は、イージーシュートを打つためのものだが、そのイージーシュート・イージーバスケットがどういうものなのか知らない子がほとんどなのだから。
だからこそ、チームディフェンスのレベルの低いミニバスでは、このイージーバスケット(主に速攻)をまず徹底的に身体に染み込ませたい。これを多用できるチームこそ、得点をより多くあげることができるのだから。
そのためには、如何にディフェンスより多い人数で、速くゴール近くまでボールを確実に運べるかがキーポイントになる。
そして、それぞれの動き、ボールコントロールなどが、最終的によりゴールに近く、よりノーマークでシュートするためであることを常に意識させることが、一番重要で、一番難しいことだと思う。
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