またまた久々のバスケコーチ

先日、前回と同じサークルに呼ばれて指導してきたw

今回は、ハーフコートのみで、約2時間で、対象は小学3年生~5年生の5人。
主催者からのオーダーは、

ボールを見ずにドリブルできるようになる自主練メニュー

を教えてほしいとのこと。


ということで、自分がバスケを始めたころのことを思い出そうとしたが、どんな練習したか記憶が定かでない。。。
まぁ30年以上前の話なので、当たり前といえば当たり前^^;
ただ、特別変わったメニューをしていたら印象に少しくらい残ってると思うけど、それもないので、ひたすらその場ドリブルをダムダムやってただけと思うんよね。
自分でボールを見ないことを意識して、繰り返す。
たぶん、そんなとこやと思います。
唯一、思い当たるのは、中学1年の部活の思い出。
うちの中学って、体育館狭いし、平日は女バスとハーフコートずつやしで、3年が引退するまでは、1年はコートの中には入れず、シューティングのボール拾い以外はサイドラインの外で、ひたすら声出ししながらダムダムと来る日も来る日もドリブル練習してたんよね。
そして、声出しが小さかったり、喋ってたりすると、コート内の上級生から、ボールを投げつけられてた。
人によって、投げつけるスピードはいろいろやったけど、何人かの先輩は、全力で投げてくるので、顔とかに当たると、そりゃもう、メチャクチャ痛いわけですよ^^;
しかも、自分がサボってたんなら仕方ないと我慢もできるけど、隣の奴がサボってても自分に流れ弾が飛んでくるってこともよくあった。

オレが上級生になったときは、ほとんどそんなシゴキはしなかったと思うけど、記憶を美化してるだけかもしれませんな^^;;;

まぁ、今の時代でそんなことしてると、すぐ問題になりそうなやり方やけど、いつ飛んでくるかわからないボールに怯えることで、前を見てドリブルできるようになったのかもしれませんね(笑)

しかし、当然、今回の練習にこんなやり方を取り入れられるわけもなく、いろいろ考えてみた。
一番最初に思い浮かんだのは、道具を使うこと。

こんなやつ。
けど、5人分を用意するのも1つを持ち回しするのも、各家庭で買わせるのもどうなん?って感じやし、自分が使ったことないので効果が保証できずで却下。

次に思いついたのは、定番のメニュー。
前にコーチが立ってジャンケンや、出した指の数を数えさせながらドリブルさせるやつ。

確かに効果はあるんやろうけど、面白みに欠ける。。。
それに、かならず相手が必要で、1人で自主練できないので却下。

とまぁ、グッとくるアイディアが浮かばなかったんやけど、ついに見つけてしまったw

関西地区やと土曜の早朝にフジテレビ系列でやってる「ライオンのグータッチ」という番組でヒントをもらった!

一流のアスリート(ほとんどは引退した選手)がコーチとして、子供たち(ほとんどが弱小チーム・選手)を応援する番組。
これ大好きなんですよねw
で、ヒントになったのは、バレーの大山加奈さんが指導していたシリーズ。

この中で紹介されていた、頭にタオルを載せて行うサーブレシーブの強化メニュー。
これや!!って思いましたねw
って、ヒントやなく、そのままパクリました(笑)

で、実際に子供たちにやってもらうと・・・・
ボールが気になって下を見るとタオルが落ちる、もしくは垂れ下がるので、自分が下を向いたことが自覚できて、出来そうで出来ないという良い感じにストレスがかかるメニューになり、子供たちもずっと笑顔で取り組んでくれましたo(≧▽≦)o


メニューの順序としては、

  1. ボールを持っていない状態での立ち姿勢(パワーポジション)の指導
    最初が肝心ってことで、1人ずつ丁寧に姿勢を矯正。
    今回の子たちは、体幹、足の筋力が弱いのか、少し、膝を曲げた状態で立ち続けるってことが難しいみたいでした^^;

  2. タオルを載せて10秒程度保持
    ちゃんと立っていれば、簡単にタオルは落ちないってことを認識させるのが狙い。
    以降のメニューも、基本的にはタオルを載せたまま実施。

  3. スクエアスタンスでハンドリング練習
    定番の頭、腰、膝、股通しなど連続10回成功を目標に。

  4. 普通のドリブル連続10回
    タオルが落ちたり、ミスしたら1からやり直しというルール。
    よりボールを視界から遠ざけるために、体の前でなく、横で突くように指導。
    ここまでで、かなり時間を費やしました。
    確か1時間近くかかったと思う。
    どうしても、パワーポジションがキープできなくてドリブルしてる方に上体が傾いてしまったり、足の前や体の正面でドリブルしちゃたりで、タオル云々以前の状況やったんで、一旦タオルを外して、足の横でドリブルさせたり。。。
    結局、そのあとも、体は傾くし、足の前でのドリブルになってしまったけど。。。
    とにかく動かずにその場で行うものに関しては頭にタオルを載せてこの後も行いました。

  5. 各種ハンドリング・ドリブルドリル連続5~10回
    フロントチェンジや片手前後、3秒手にボールが触れる、高低差(ヒザ⇔肩)などなど

  6. 8方向ドリブル
    前→左後ろ→右→左前→後ろ→右前→左→左後ろ・・・繰り返し
    を1ドリブルずつ切り返すドリル

  7. ドリブル鬼ごっこ
    鬼2人で胴体タッチで鬼交代。
    30秒/本でハーフコート2本、バレーのハーフコート2本。
    8方向ドリブルで逃げる・追い詰める!を目標に指導するも、ほとんど活用できず^^;
    タイムアップ時に鬼だったら、何が悪かったかみんなに発表する罰ゲーム(?)付き。

てな感じで進めました。
途中に書いた通り、序盤ですごく時間がかかってしまい、この後、形式的なドリブルシュートと1on1、3on3を少しずつしかできず、考えていたデモンストレーション付きの説明や、その他のメニューも半分くらいできなかった。。。

その辺が、まだまだコーチとして未熟やなぁ。。。としみじみ反省しております。

そんな練習やったけど、サークル主催の保護者の方からは、「子供たちが長時間、前のめりの良い練習だった」と高評価をいただいたばかりか、謝礼まで用意してもらうという、それも想定外の事態。
思ってた練習が出来なかったうえ、元々ただのバスケ好きのオッサンが、逆に楽しませてもらってるだけなので、最初は辞退したものの、最終的には、また機会をいただいても、次回は受け取れません!とお約束させていただいて、ありがたく頂戴しました。
ホンマに感謝、感謝です!

次の機会があったら、さらに子供たちがバスケを楽しんで好きになってくれるようなメニューを時間配分も考えて指導させてもらいたいなと思いますwww

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