思ってた以上にバスケを知らない子どもたち
先週の土曜日。
他のコーチが休みだったので、自分で考えたメニューで練習をやってみた。
前半は、前回、一度やったメニューの復習。
もともと自主練メニューとして紹介し、「出来たらやっとけよ」といっておいたもの。
全然、上達してないところを見ると、誰も、あのメニューでは自主練してないと感じた^^;
まあ、その後に1回練習試合見たから、わかってたけどね(笑)
で、その後は、最近、少し、他のコーチも興味もってくれて普段の練習でも取り入れてくれてた1人速攻の練習。
このメニューの肝は、走りながらの1on1になったときに、ゴールに向かえるか向かえないかをフリースローライン付近で判断して、無理そうなら、相手をかわして(ドリブルチェンジなどで)内側に切り込むってこと。
それが出来ず、ずるずるとディフェンスと並行してベースライン(0度)まで行ってしまい、無茶なジャンパーをしたり、さらに戻ってきたディフェンスに囲まれてスティールされたりバイオレーションを犯してしまったりしてたのを改善するためのもの。
なのに、その肝は子供たちに(たぶん、他のコーチにも)伝わっていなかった^^;
なので、今回は、フリーで状況に応じて突っ込む、内側に方向転換するのではなく、まず、内側に方向転換する練習をしてみた。
女子の何人かは、キレイにできはじめていて、あの感覚を忘れないでいてほしいと思う。
あとの子達は、視線が下に行きすぎで、自分がどこの高さにいるのかわからない子が多い。
顔を上げてドリブル。基本なんやけどねぇ^^;
平日の練習で、意識させてもらってないんやろね^^;;;
もしくは、顔を上げてドリブルする練習をさせてもらってないんやろね^^;;;;
そんなとこが、うちのチームの弱さの原因やと思う。。。
ま、そんな人の愚痴より、自分の行動が大事!
ってことで、話を土曜の練習に戻すと・・・
後半には、速攻で攻めきる(勝負しにいく)状況と、セットオフェンスに切替える(キープ)する状況や、セットオフェンスでの基本的な動きの考え方を説明。
言葉だけではわかりにくいし、全部覚えられるとは思わなかったので、図解入りの文章を用意して配り、コートの角で座って説明。
なるべく、これから練習や試合で使っていきたいバスケ用語を混ぜて、その中で、今回初めて使う用語自体も説明しながら始めたんやけど。。。
その一つひとつの言葉で引っかかってしまい、本題や、その動き方まで理解出来たか、すごく不安^^;;;;
ちなみに、今回使った用語は、
≪今回初めて使った≫
セットオフェンス、ファーストブレイク、セカンドブレイク、トップ、ウイング、キープ
≪前から使ってた≫
コーナー、(逆サイドに)切れる・(サイドに)開く、(上に)上がる・(下に)下がる、セーフティ、フロアバランス
くらいで、ほぼ全部、言葉の説明をしたかな^^;
今までにも、俺が特に意識せず使ってきた言葉(「きれろ」、「上がれ」、「コーナーに開け」など)を、実は子供たちにとっては、知らない言葉で、理解出来ていなかったことになる。
作戦盤のマグネットでその動きを示しながら、使ってたりしてたので、てっきりわかってくれてるものと思っていたが、聞いてみないとわからんもんやね^^;
ま、それだけ、バスケって競技が、普段の生活のなかで特異な存在ってことでしょうね。
今は時代が違うけど、俺が小学生の頃、野球中継をよく見る子供が多くて、親からの教えもあったろうけど、野球をどこかのチームに入ってしていない子(女子でも何人かいた)でも、ルールとか、用語はほとんど知ってたもんね。。。
それだけ、野球は普段の生活の中に溶け込んでたってことやと思う。
日本のバスケがそんな環境になるには、あと何年必要なんでしょうね^^;;;
たぶん、俺が生きているうちには無さそう(笑)
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