リオ五輪終了しましたね
バスケは、男女共アメリカが優勝。
まあ、順当なとこですな(笑)
2位と3位は男女で入れ替わるけど、セルビアとスペイン。
6個のメダルを3カ国しか取っていないっていうのは、実力が均衡してきているとはいえ、この3国のバスケの強化システムが優れているってことなんでしょうね。
アメリカに関しては、男子は間違いなくNBAという絶対的なコンテンツの存在に加え、NCAAなどの学生スポーツとしても、完全に定着していることですし。
女子にしてもWNBAは世界最高峰といっても過言ではないですよね。
そういう憧れる場所が身近にあって、そこへの具体的な距離を肌で感じることができるってのは、大きいと思う。
日本のBLGが、そういう存在になれる日は来るのだろうか?^^;
スペインに関しては、サッカーと同じく、クラブチームでの育成の話を聞いたことがある。
女子も同じようにクラブがあるのかは、勉強不足でわからないが、男女とも成果を挙げていることから考えると、男女とも同じようなシステムを持っているんでしょうね。
セルビアに関しては、まったく知識がございません(笑)
で、日本とこれらの国との違いってなんやろう?って考えたら、やっぱ、国内リーグの盛り上がりの違いじゃないかな?
で、なんで国内リーグが盛り上がらないかといえば、ぶっちゃけつまらないから。
これは、単にゲームが面白くないとか、プレーのレベルが低いとか、派手なプレーがないとかって言う意味でなく、幾つか問題があると思うんよね。
- トップリーグ、代表チームの認知度が低く集客能力が無い
- バスケ経験者が見ると、NBAと比較するのでプレーの質が低い
- バスケ未経験者が見ると、ルールやゲームの進行がわかりにくい
- 会場の立地条件(交通手段等)や、設備(音響、座席の前後左右の間隔や売店、入退場、トイレなど)が悪い、もしくは中途半端で、演出能力が低い
- チケット代が需要に対して高価
って感じ。
特に5のチケット代は、1試合観終わって帰るときに、自分が払ったチケット代の金額を頭に浮かばせてしまわせたら、そのチケットは高すぎて、もうリピーターにはなってもらえない。
それは、ゲーム内容であったり、一つひとつのプレーであったり、会場の設備であったり演出が満足できなかったから。
逆に、4Q終盤での大逆転や、シーソーゲームであれば、たとえプロでなくても、ミニバスのゲームでも盛り上がるのが、バスケってスポーツの魅力の一つ。
たまたま、初観戦がそういうゲームであったら、帰りはゲームのことが頭の中を駆け巡り、自分が払った金額なんて忘れているはず。
そういう観戦であればリピーターになる可能性が高いと思う。
しかし、そんなゲームを観てもリピーターにならない場合がある。
それが、2のバスケ経験者と1の認知度が低くて、どちらかのチームに感情移入できなかった観客。
バスケ経験者なら、1度や2度は、自分のチームで、そういうシーソーゲームや大逆転を経験したことがある。
そうすると、申し訳ないが、観てるより、自分でプレーしたゲームの方が強烈に印象に残っているし、時間が経つほど美化されてしまってる場合があるので、つまらないと感じやすくなる。
チームへの感情移入っていうのは、ホンマにでかくて、ミニバスのゲームで盛り上がるのは、わが子の応援やからに他ならない。
それこそ、プロの試合なんて目じゃないほど、観客は盛り上がってる。
審判への罵声も、同じく(笑)
それくらい、熱心に応援してもらってるプロチームは、残念ながら、日本ではほんの数チームやと思う。
そういう感情移入って点から言えば、日本の部活だけのバスケ育成ってのに、限界があるんでしょうな。
スペインほど、高度なクラブ運営っていうのをいきなりヤレ!って言ったって、資金も無けりゃ環境もないかんね。
とりあえず、俺が日ごろ思うのは、中学から、地域選抜チームと、学校単位の部活は分けたほうが良いと思う。
大阪で言うなら、豊能、三島、北河内、中河内、南河内、大阪市、堺市、泉北、泉南の9つの選抜チームで、春~秋にリーグ戦で戦い、冬に近畿ブロック、全国で大会をするっていう、別リーグを作り、それぞれのチームには、代表チームで必要なスキル、戦術をティーチングする。
高校からは、同じようなリーグで、より高度なチームオフェンス、チームディフェンスを行う。
もちろん、通常の部活のチームとも年に1回程度は、交流戦を持ってもらいたい。
そうすれば、アジアや世界の大会の日程にも代表チームが合わせやすいと思うんよね。
・・・。
あれ?
リオの閉会式の話をするつもりやったのに、えらい脱線してしまった^^;;;
首相のマリオとか、そんな話を書こうと思ってたのに(笑)
とりあえず、ま、そういうことで、東京五輪に向けて、バスケもBLGとWNBLを盛り上げて、ガンガン認知度、実力を上げていきましょう!
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